第7回通常総会のご報告

第7回通常総会を去る平成26年11月29日、パルテノン多摩で開催し、会員35名(書面議決書を含む)が出席しました。総会では二つの議案について審議頂き、全て提案通りで承認を頂きました。総会終了後には、特別講演「多摩ニュータウン再生への取組み ~現状と未来について~」と題して、多摩市都市整備部ニュータウン再生担当課長の永井氏にご講演を頂き、その後懇親会を開催致しました。

1号議案 平成25年度事業報告、平成25年度決算報告、平成25年度監査報告の件

①平成25年度事業報告

 西山会長が、今回で3回目となる新任理事実務講座を平成26713日に開講し、831日には、2回目となる正副理事長会合を催した。また第6回総会で承認さた賛助会員制度に基づき賛助会員の募集を始め、922日には初めて広報15号(この号より題名を、従来の多摩マンションフォーラムから多摩マンション管理組合連絡会NEWSに改題した)約2万部を、多摩市内の朝日新聞系販売店を通して折込み配布したとの報告を行いました。

 また、会員の情報交換や学習の場である全員集会は、平成26316日に第1回目を開催し、第1部は専門家による「取り残される専有部給排水管工事」の説明を、第2部は管理組合の専有部分計画修繕やリフォーム対応についての出席者座談会を実施した。

 第2回目の全員集会は会場予約の都合により、年度越えの105日となったが、第1部は植栽専門家による「植栽管理はこうして見直そう」、第2部は会計の専門家による「経費削減、ここが管理組合会計のポイント」の2つの講演を行ったとの報告がなされました。

 この後、各部会の活動報告がありました。

 

②平成25年度決算報告

 内多会計担当理事が、平成25年度は賛助会員制度発足に伴い決算表の構成を変更し、「平成25年度決算報告(総合)」に加えて、「平成25年度決算報告(一般会員の部)」および「平成25年度決算報告(賛助会員の部)」の各々に分けた決算表を用いて説明を行いました。

 一般会員の部では収入の合計が329,247円。支出合計が381,630円となり、差引52,383円の赤字となった。従って、前年度繰越金より赤字分を差引、206,928円が次年度繰越金となる。一方、賛助会員の部は今期から導入された制度であるため予算計上していない。よって、一般会員と賛助会員を併せた総合の部では、収入合計は629,253円で、その内300,006円が賛助会員会費等。支出合計は580,274円で、その内198,644円が賛助会員の部よりの支出。従って、当年度剰余金は48,979円となり、実績はプラスに転じた。前年度繰越金に当年度剰余金を加えた、308,290円が次年度繰越金となるとの説明がなされました。

 

③平成25年度監査報告

 小川監事より、当連絡会の経理執行状況及び業務の適正なる執行について、会則及び総会決議に従って適正に執行されたとの監査報告がなされました。

 

以上第1号議案①、②、③の提案説明に対して、次の通り質疑がありました。

Q:組合会員数、個人会員数の推移を知りたい。

A:組合会員は14組合でここ2年余り変更は無い。ただし、特別会員の諏訪2丁目建替管理組合は以前組合会員であったが建替えに伴い特別会員に移行した。清算業務終了後、時期未確認であるが建替管理組合は解散する。変わるものとしてブリリア多摩ニュータウン管理組合が既に設立されていて入会を検討していただいているが、現在は未定です。

個人会員は平成259月末30名でしたが、退会が3名ありました。理由は高齢、転居、死亡です。因みに、平成22年、個人会員は36名でした。

過去の詳しい数字は推移表を持参していないので即答できません。

Q: 発足当初に比べて民間マンションの加入状況はどうか。

A:発足当初は確かな数字ではないが3組合。その後、アルテヴィータ、ブリリア多摩センター、クオス永山が入会しています。退会は高幡芙蓉マンション、他に名前を失念したが1組合あります。

 

◆第2号議案 平成26年度事業計画案、平成26年度予算案、平成26年度役員選任の件

①平成26年度事業計画案

 西山会長より、本年の事業計画として①連絡会の活動を充実させ会員が求める情報・資料の収集・提供を行。②新任理事実務講座を引き続き開講し会員はもとより会員外の新任理事の研修の場としてゆく。③各部会の全員集会など会員相互の交流や情報交換をさらに活発になるように努め。④外部団体、特に世田谷マンション交流会。大田区マンション交流会との交流を図り研修を活発化すると同時に組合員を増やすように鋭意努力する。⑤賛助会員の入会を促進し入会後については当組合および賛助会員に対してメリットとなるような企画を計画するとの説明がなされました。

 この後、各部会長より活動計画の説明がありました。

 

②平成26年度予算案

 内多会計担当理事より、一般会計の部の収入は326,845円。一方支出は、460,600円となり差引当年度剰余金は133,755円とマイナスになるが、前年度繰越金を合算すると73,173円が次年度繰越金となる。賛助会員の部の収入は300,000円。一方支出は、広報紙の新聞折込経費、イベント出店の経費等で316,432円を計上。結果、差引当年度剰余金は16,612円のマイナスとなるが、前年度繰越金を合算すると、84,950円が次年度繰越金となる。両者を合算した総合の部では、収入が626,865円、支出が777,032円となり、当年度剰余金は50,167円のマイナスとなるが、前年度繰越金と合算すると158,123円が次年度繰越金となるとの説明がなされました。

 

 

③平成26年度役員選任の件

 会長は、前年度に引続き西山氏、他8名も再任で、新たに杉原氏が新任で選任された。監事は再任2名。引続き馬野氏、長谷川氏は連絡会事務局員を委嘱する旨の説明がなされました。

 

以上第2号議案①、②、③の提案説明に対して、以下の提案がありました

①築8年の民間マンションに住んでいる。最近会員名簿が配布されないので定かではないが、民間マンションからの参加がないことに危惧を抱いている。管理運営問題部会,メンテナンス部会の議事録を拝見すると、団地などの経年マンションに関して多く取扱われている。それは貴重で参考にしているものの、民間マンションの管理組合の関心事は別のところにあるのではないか。例えば共稼ぎ世帯がほとんどで昼間は不在で理事の任務が果たせない。また、管理業務はほとんどを管理会社に委託しているが内容対費用が妥当なものかどうかの疑問を持っている。こうした事から民間分譲マンションの問題について検討する場を設けてもらいたい。

②毎年7月に新任理事実務講座が開催されているが、民間マンションの場合、役員の任期期間と整合しない管理組合が自分のところを含めてある。同講座を2月頃にも開催してもらいたい。

これに対し、常光事務局長よりご提案は検討させていただくとの回答がありました。

 

以上、第7回通常総会の報告を致します。


なお、特別講演の内容は、後日発行されます、広報紙16号に掲載予定です。そちらをご覧ください。



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