日時:平成25年9月22日(日) 14:00~17:30
場所:パルテノン多摩 第2・3会議室
第1部 講演
「修繕積立金の運用制度、大規模修繕時の融資制度」
牧山 賢治氏
住宅金融支援機構 まちづくり推進部まちづくり業務室 マンション再生支援担当グループ長
第1部では、「修繕積立金の運用制度、大規模修繕時の融資制度」について、住宅金融支援機構の牧山氏をお招きし、ご講演いただきました。主な融資制度として、「災害復興住宅融資制度」、「サービス付き高齢者向け賃貸住宅融資制度」、「省エネ賃貸住宅融資制度」、「マンション共用部リフォーム融資制度」などの説明がありました。
また、修繕積立金の運用制度である、「マンションすまい・る債」についての特徴、応募、積立等についての説明がありました。
昨今、マンションを取り巻く環境が変化してきました。特に、マンションの老朽化や、耐震化に関する動向なども大きく関わってきております。その中で、「マンション共用部リフォーム融資制度」を利用する組合なども、年々増加傾向にある中で、様々な制度をうまく利用して行く事が今後は重要である事を感じました。
当日の質疑応答も含め、講演録が下記よりダウンロードできます。ご一読ください。
第2部 講演
「外断熱工事のアフタケアについて」
宮村 忠夫氏
多摩マンション管理組合連絡会理事、一級建築士、一級建築施工管理技士
第2部では、第1回全員集会に引き続き「外断熱工事のアフタケア」と題して、当連絡会理事の宮村氏にご講演いただきました。
まずは、前回までの復習として、外断熱の歴史、多摩地区での身近な施工例(ホームタウン南大沢、エステート鶴牧4・5住宅、愛宕2丁目、)の紹介がなされました。
続いて、国内・海外の実績からアフタケアについて説明がなされ、外壁については、国内の例として、サンクビット社と長谷工の保証10年としているが、実際には15年くらいで洗浄、30年程度でトップコートのみ吹きなおしで対処可能と見込まれるとの説明がありました。ただし、多くの実績があるわけではないので、今後のデータ蓄積の重要性とのことです。
宮村氏の講演の後に、断熱化工事を実施した組合の代表の方々に生の声を聞くことができました。当日の質疑応答も含め、講演録が下記よりダウンロードできます。ご一読ください。